ソフトバンク・川島「慶三、打ってきてくれと言われたので」初打席で逆転サヨナラ打

 9回、代打で逆転サヨナラ2点打を放ちガッツポーズのソフトバンク・川島=ペイペイドーム
 9回、代打で逆転サヨナラ2点打を放ち、ナインに祝福されるソフトバンク・川島(右から2人目)=ペイペイドーム
 9回、代打で逆転サヨナラ2点打を放ち、ナインに祝福されるソフトバンク・川島(中央)=ペイペイドーム
3枚

 「ソフトバンク6-5ロッテ」(28日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが2試合連続サヨナラ勝利で開幕3連勝を飾った。決めたのは今季初打席だった代打・川島慶三内野手だった。

 九回2死からロッテ・菅野の2ランで4-5と試合をひっくり返されたが、ソフトバンクナインは諦めていなかった。その裏、九回2死一塁から今宮が左翼線二塁打を放って、2死二、三塁と一打逆転サヨナラの場面を作った。

 3番の柳田は申告敬遠で満塁。ここで川島が打席に向かった。「あそこでフォアボールは誰でも分かりますよね。ベンチの仲間、首脳陣から『慶三、打ってきてくれ』と言われたので打ちました」と胸を張った。1ボール2ストライクと追い込まれながらも、ロッテの抑えの益田の147キロ直球をライト線に弾き返した。2者を生還させて、6-5と見事に逆転サヨナラの一打にした。

 スタンドでは両親や親族が見守っていた。「目の前で打てたことがめちゃくちゃ嬉しい。親孝行息子です」。お立ち台でそう声を上げると、一段と大きな拍手にペイペイドームが包まれた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス