オリックスが開幕カード10年連続負け越し 中嶋監督「このままズルズルいってはダメ」
「西武5-1オリックス」(28日、メットライフドーム)
オリックスは2010年の開幕4連勝以来となる開幕カード勝ち越しを目指したが、敗戦。開幕カードは10年連続負け越しとなった。
西武先発の平井に苦戦した。中嶋聡監督は「スライダーの曲がりが非常に良かったのでそこの見極めができなかったかなと思います。次は絶対、対策します」と悔しさをにじませた。
先発の山岡は初回に森に2ランで先制を許し、六回にも中村に適時打を浴びた。
「早めに援護してもうちょっと競った展開にしたかった」
敗戦にあって唯一の光明は七回に飛びだした高卒2年目・紅林のプロ初本塁打。
「チャンスで打てなかったのでおかしくなりかけてたんですけど、それでも1本出たのはデカイと思いますね」
10年連続開幕カード負け越しについて問われると「オレ1年目やし」とはぐらかしながらも「(上位に)離されないことですね。このままズルズルいってはダメなんで。離されないようにというか絶対に死守しながらというのはあります。京セラ帰って頑張ります」と仕切り直しを誓っていた。
オリックスは30日から本拠地・京セラドーム大阪でソフトバンクとの3連戦が待っている。