先頭打者初球弾 代打サヨナラ弾 開幕戦10連敗…開幕3連戦で生まれた記録集
2021年開幕を迎えたプロ野球。開幕戦では楽天・辰己涼介外野手の先頭打者初球本塁打に始まり、巨人・亀井善行外野手はサヨナラ本塁打を放った。オリックスはリーグワーストの開幕戦10連敗、楽天・涌井秀章投手は開幕投手として史上初の3球団で勝利を挙げた。多くの記録が生まれた開幕カード。NPBは30日、開幕3連戦で生まれた各記録を発表した。
▼監督通算500勝…ソフトバンク・工藤公康監督
3・27対ロッテ2回戦(ペイペイドーム)で達成。(837試合500勝316敗21分勝率・613)2018・9・2の日本ハム栗山秀樹監督以来、31人目。
▼開幕戦10連敗…オリックス
3・26対西武1回戦(メットライフ)で達成、パ・リーグ新記録。プロ野球記録は1991~2001年の阪神の11連敗。
▼開幕戦サヨナラ勝利…巨人
3・26対DeNA1回戦(東京ドーム)で記録。セ・リーグでは2019年阪神以来、22度目。
▼開幕戦代打サヨナラ本塁打…亀井善行(巨人)
対DeNA1回戦(東京ドーム)、9回無死、投手・三嶋。開幕戦ではプロ野球初。代打サヨナラ本塁打はセ68人目、74度目。自身2度目。
▼初登板セーブ…栗林良吏(広島)
3・27対中日2回戦(マツダスタジアム)で記録。2003年永川(広)以来、プロ野球5人目。
▼3球団で開幕戦先発勝利(6勝)、開幕戦10度目登板…涌井秀章(楽天)
3・26対日本ハム1回戦(楽天生命パーク)で記録。2009~2011西武、2015~2016ロッテ、2021楽天で開幕戦登板。3球団で開幕投手はプロ野球3人目、3球団で勝利はプロ野球初、6勝はプロ野球3位タイ。10度以上はプロ野球6人目。
▼開幕戦の初回先頭打者初球本塁打…辰己涼介(楽天)
3・26 対日本ハム1回戦(楽天生命パーク)、1回裏、初球、投手・上沢。プロ野球史上5人目。
▼1000試合出場…柳田悠岐(ソフトバンク)
3・28対ロッテ3回戦(ペイペイドーム)、3番中堅手で出場。プロ野球509人目。