日本ハム33年ぶりの開幕から4試合連続ノーアーチ 栗山監督「何とかしてくれよ」
「日本ハム4-11西武」(30日、札幌ドーム)
日本ハムが大敗し、12球団で唯一の開幕から4試合連続ノーアーチとなった。栗山監督は開幕から快音が響かない展開に「なんとかしてくれよ」と頭を抱えた。
開幕4試合で本塁打0本は、2017年ロッテ以来。日本ハムでは1988年以来33年ぶりとなった。
昨季の日本ハムはリーグワーストの89本塁打。2桁本塁打を放ったのは、中田(31本)、大田(14本)の2人だけだった。
清宮や野村ら若手に大砲候補はいるが、現在の主力は近藤や西川ら好打者タイプが多い。つなぐ野球で戦っていくことになるが、今季は投手陣も開幕から安定しない。開幕から4試合で44安打を浴びて28失点。投打がかみ合わない展開が続いている。
なお、1988年は5試合目の阪急戦で田村がチーム初本塁打を放っている。
また、球団ワースト記録は、チーム初年度で1リーグ時代の1946年の開幕から19試合連続ノーアーチとなっている。