西武・山川 1号直後に負傷 二塁手前で左脚に痛み 歩いてダイヤモンド一周

 「日本ハム4-11西武」(30日、札幌ドーム)

 喜びが一瞬にして吹き飛んだ。逆方向のスタンドを突き刺した放物線を見届けた西武・山川が、一塁ベース付近で大きく体勢を崩した。再び走りだすことはできず、ゆっくりと歩いてダイヤモンドを一周。ベンチに戻ってからも、お決まりの「どすこい!」も披露することなく、険しい表情でベンチ裏へ消えていった。

 初回2死三塁。河野の外角真っすぐを完璧に打ち返した。開幕4戦目にして待望の一撃となる先制1号2ラン。だが、歓喜の一周は思わぬ形で暗転した。球団は「一塁ベースを回ったところで左脚に痛みを覚えたので途中交代しました。現在はアイシングをして様子を見ております」と発表。その裏の守備に就くことはなく、交代して治療を受けた。

 昨年8月にも札幌ドームでの打席で右足首を痛めたことがあり、その後に調子を崩した。その影響で今年のキャンプは2軍で調整し「去年は軸足が踏ん張れず、バッティングにならなかった。今年は屈辱を全て晴らすというのが最大の目標」と話していた。辻監督は「打球を見ていたんじゃないの。(詳細は)分からん。(明日以降は)様子を見て」と説明。連勝を飾ったものの、主砲のアクシデントが長引かないことを祈るばかりだ。

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