センバツ決勝は明豊VS東海大相模 中京大中京・畔柳は無念の敗退

決勝進出を決め喜ぶ明豊ナイン(撮影・吉澤敬太)
4回、塘原俊平の先制左犠飛で生還する明豊の三走・竹下聖人。捕手は中京大中京・加藤優翔(撮影・吉澤敬太)
4回、右前に適時打を放つ明豊・太田虎次朗(撮影・吉澤敬太)
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 「選抜高校野球・準決勝、明豊5-4中京大中京」(31日、甲子園球場)

 明豊(大分)が初の決勝進出を果たした。大分県勢の決勝進出は津久見以来、54年ぶり。四回に集中打で一挙5点を奪うと、太田、京本の継投で逃げ切った。1日の決勝で東海大相模と対戦する。

 中京大中京はエース・畔柳亨丞投手(3年)ではなく、背番号10の柴田青投手(3年)が先発。だが、四回に集中打を浴び、一挙5失点した。

 畔柳は初戦から3試合で計379球を投げており、この試合で121球を投げれば「1週間500球」の球数制限に到達。四回途中からマウンドに上がったが、2回1/3を無失点、31球で交代となった。白衣のドクターがベンチに向かった直後に代打を送られており、何らかのアクシデントがあった可能性もある。

 準決勝では天理・達も脇腹の違和感で登板回避。準決勝まで剛腕エースが力投していた両チームは、ともに無念の敗退となった。

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