東海大相模はエース・石田を温存…明豊は初決勝で粘り見せるか センバツ決勝スタメン
「選抜高校野球・決勝、東海大相模-明豊」(1日、甲子園球場)
10年ぶりの優勝を目指す東海大相模は、投手陣が抜群の安定感を誇る。
エース左腕・石田隼は準々決勝・福岡大大濠戦、準決勝・天理戦で連続完封中。今大会は26イニング無失点だ。疲労が懸念されるが、1、2回戦はリリーフ登板だったことで「1週間500球」の球数制限にかかる可能性は低い。それでも門馬監督はエースを温存し、1回戦・東海大甲府戦で先発させた石川を起用。石田はブルペン待機となった。
一方、打線は1番・門馬功を筆頭に、長打が期待できる打者がそろう。
また、春夏通じて初の決勝をつかんだ明豊は右腕エース・京本、左腕・太田、右腕・財原の継投リレーで勝ち上がってきた。野手陣も、今大会無失策の堅実な守備でバックから援護する。
打線は、1番・阿南や4番・黒木を中心に好投手擁する東播磨、市和歌山、中京大中京を打ち崩してきた。ここまでの4試合全てで接戦を制してきた粘りにも注目したい。
12時30分試合開始。スタメンは以下の通り。
【明豊】
1番・遊撃 幸
2番・左翼 阿南
3番・一塁 竹下
4番・二塁 黒木
5番・三塁 米田
6番・右翼 山本
7番・中堅 原
8番・捕手 簑原
9番・投手 太田
【東海大相模】
1番・左翼 門馬
2番・二塁 綛田
3番・捕手 小島
4番・三塁 柴田
5番・一塁 百瀬
6番・中堅 佐藤
7番・右翼 小平
8番・遊撃 深谷
9番・投手 石川