DeNA・三浦監督 白星が遠い「全て監督の責任」 石田の起用法は「考えます」
「DeNA11-11ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)
遠い、遠すぎる。白星が…。DeNAが開幕6試合目でも勝利をもぎ取れなかった。
9イニングを4時間20分。両軍合わせて28安打(DeNA15安打、ヤクルト13安打)、壮絶な打ち合いの末、引き分けとなった。
DeNA・三浦大輔監督(47)は「全て監督の責任」と厳しい表情。最大5点差を広げるも、同点に追いつかれ、勝てなかった責任を全て自分で背負った。
先発のDeNA・上茶谷が大乱調だった。初回、塩見に押し出し四球を与えると、二回にも山田に勝ち越し3ランを浴びるなど2回5安打3四球5失点で降板。右腕は「早いイニングでマウンドを降りることになり、チームに申し訳ない」と猛省した。
それでも打線は奮起し、一時は5点のリードを奪った。勝敗を分けたのは七回。4点リードでマウンドには今季3試合全てで失点していた石田を送った。しかし、思い通りにはいかない。安打と四球でピンチを招き、渡辺に適時打を浴びた。三浦監督は平田をマウンドに送るも、踏ん張りきれず同点に追いつかれた。
石田について監督は「(起用法は)考えます。ボールは悪くないけど、打たれている。(石田の)なんとかしようという姿勢は練習から見ている」と話した。「明日こそは」と指揮官は前を向いた。