巨人・原監督 初回に三塁まで走者も「記憶にもない」 湿る打線に「もう少しつながりが…」

8回、ビエイラの打席で代打・中島を送る巨人・原監督=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
 9回、先頭の梶谷が倒れ、腕組みをする原監督(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人0-2ヤクルト」(2日、東京ドーム)

 巨人が605日ぶりの1軍登板となった先発・野上亮磨投手を援護できず、カード初戦を落とした。原監督は野上の投球は評価をしながらも、打線の沈黙ぶりに厳しい言葉を並べた。

 野上は六回に村上に3号2ランを浴びた以外はヤクルト打線を封じ試合をつくった。しかし、打線は小川-清水-マクガフの前に4安打、無得点。原監督は「結構メリハリの効いた投球でしたけどね」「いい投球をしたとは思いますよ」と野上については評価をした。

 しかし、打線に向けては「まあ0点じゃね。三塁踏めなかったのかな」とこぼした。初回に一度、三塁まで走者を進めていたことを伝えられると「ああ、そうか、そうだな。記憶にもない、なかった」。なかなか上向かない打線に向けて「もう少しつながりが出てくるといいんだけどね。まあ、明日くらいからつながるでしょう」と奮起を期待した。

 特に、クリーンアップに対して「そのために置いているわけだからね。そこに期待しなかったら、打順を変えた方がいいよ、そりゃ」と語った。

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