今秋ドラ候補左腕の関学大・黒原が自己最速タイ150キロで6回1失点
「関西学生野球、立命大1-0関学大」(3日、わかさスタジアム)
関西学生野球春季リーグ戦が3日、有観客で開幕した。
開幕戦に先発した、今秋ドラフト候補の関学大・黒原拓未投手(4年・智弁和歌山)が、6回を2安打1失点と好投。味方の援護に恵まれず勝ちは付かなかったが、五回には自己最速タイとなる150キロをマークするなどして「全体的に思い通り、狙い通りのピッチングができた」と納得の表情を見せた。
試合後には、改めてプロ志望を明言。「自信がある真っすぐで押していくピッチングを見てもらいたい」と意気込んだ。同リーグだった阪神ドラフト1位・佐藤輝とは、対戦した際に被弾した苦い思い出がある。「レベルの高い選手が集まる場所で活躍したい。佐藤さんと(対戦)できたらおもしろいと思う。次は抑えたいです」と闘志を燃やした。