オリックス宮城の快投で3年ぶりAクラス 中嶋監督「落ち着いて投げていた」
「楽天0-4オリックス」(4日、楽天生命パーク宮城)
オリックスは2年目の宮城大弥投手が8回無失点の好投で2勝目。
中嶋聡監督は連敗ストッパーとなった孝行息子について「初めての球場、足場が悪い中、最初の回は内側に入っていた。慣れていないというのがあったんですけど、それ以降は落ち着いて投げていたと思います」と高評価。
八回を終えた時点で104球。完封も可能だったが九回は漆原に託した。
「(雨天の)条件悪い中でここまで投げた。(八回で)切る(交代)のがベストじゃないかな。2年目ですし、そこまで無理させなくてもいいのかなと思います」
先制は吉田正の2ラン。
「どうにかしてくれると思ってました」
六回は無死一、二塁でジョーンズの三ゴロを、併殺を焦った茂木がはじき、1死のみ。続くモヤが貴重な追加点を挙げた
「(ジョーンズのは)トリプルプレーかと思った。モヤもしっかり打ってくれましたし。追い込まれてから佐野が出たり、太田涼とか打ったり、中川も打ちましたし良かったですね」
楽天のドラフト1位・早川とは初対戦で勝利。
「いつも左のパワーピッチャーとかにやられやすいんですけど、コンパクトにしっかり振れてましたし、ああやって一発で仕留めてくれたらいいですよね」
3連敗を阻止して千葉へ移動する。
「プラスに考えたら1週間で考えたら(3勝3敗の)タイ。そういう感じになるのかなと。しがみついていかないといけない。なんとか頑張りたいと思います」
これで4勝5敗となり、ソフトバンクと並び3位タイ。オリックスのAクラスは2018年7月21日以来、988日ぶり。