ゲノム解析で感染経路調査 NPB&Jリーグコロナ会議
日本野球機構(NPB)とJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5日、オンライン形式で開かれ、プロ野球でヤクルト、巨人で選手らに陽性者が出たことを受け、ゲノム(全遺伝情報)解析で感染経路などを徹底調査することが確認された。
会議では、3月にサッカーJ1・G大阪で発生したクラスターについてゲノム解析結果などを報告。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「プロ野球もゲノム解析をベースにした徹底的な分析をして、対策を採っていきたい」と感染原因などを究明する考えを示した。
また、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、外国人を含めた選手がグラウンド上でつばを吐く行為をやめるように注意喚起することも確認した。