創価大・鈴木 快幕13K完封!12球団30人超のスカウトが視察
「東京新大学野球、創価大2-0杏林大」(7日、大田スタジアム)
最速152キロ左腕で今秋ドラフト候補の創価大・鈴木勇斗投手(4年・鹿屋中央)が公式戦初完封を飾った。NPB12球団30人超のスカウトの前で、七回無死から八回2死まで5者連続を含む13奪三振。被安打もわずか1本と、開幕から上々のスタートを切った。
“剛”ではなく、“柔”の姿を披露した。速球は最速143キロながら、精度を高めた変化球でほんろう。「三振も取れたしカウントも取れた」とチェンジアップ、スライダーなどで打者を牛耳った。
春のオープン戦では5回が最長だったが、122球で試合を投げ切ったことも明るい材料だ。3人態勢で視察した阪神・吉野スカウトは「ある程度まとまっている。変化球もいい」と評価。即戦力左腕として今後もアピールを続けていく。