ロッテ惜敗で井口監督はバッテリーに注文「あれだけ走られてもったいない」

 7回、投手交代を告げた井口監督(撮影・開出牧)
 6回、見逃し三振に倒れたレアード(撮影・開出牧)
 8回、見逃し三振に倒れた菅野(撮影・開出牧)
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 「ロッテ1-2西武」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(法大)がプロ初勝利を懸けて3度目の先発。5回を投げ毎回の7奪三振、3安打2失点も援護点に恵まれず初星はお預けとなった。

 最速149キロの直球にキレのあるスライダーを投じ西武打線からバッタバッタと三振を奪った。前日までの2試合で猛威を奮っていた森を初回は変化球で空振り三振、四回は147キロの直球で見逃し三振と完璧に封じるなど主力を封じ込めたが、四回の失点は源田に二盗塁、三盗を決められて中村に左犠飛。五回も1死一塁から暴投で三進を許し、山田に右犠飛。西武に足でかき回されての2失点に井口監督は「まあ、打たれてないですからね。守り切れていない。あれだけ走られたりとかもったいないですよね」と、バッテリーに注文をつけた。

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