DeNA・三浦監督 9イニング制のメリットは「早めの継投」

 九回打ち切りのルールが設定された中で、DeNAは15試合で引き分けは2試合。今季が就任1年目の三浦大輔監督(47)は「同点でもクローザーが出る場面が増える」と、投手起用の方針に言及した。

 先攻の場合は黒星を阻止するため、同点でも守護神を九回裏に送り込む考えの指揮官。例年通り延長戦がある場合は、ビジターチームの起用法として延長イニングの表でリードした時点で守護神投入、というケースがプロ野球では一般的だ。

 逆にホームで後攻の場合は、同点の九回に守護神を投入し、その裏にサヨナラ勝ちを目指すという従来の起用法は変わらない。だからこそ必然的にクローザーの登板機会が増えるとにらんでいる。

 DeNAはここまで15試合で1試合平均4・9人の投手をつぎ込んできた。極力、連投を避けるように起用を考えてきた指揮官は「延長を考えなくていい」とプラスに捉え、「早め早めの継投ができる」と9回制のメリットを口にした。

 「引き分けはシーズン後半になると大きく左右される」。ペナントレースの順位は勝ち数ではなく、勝率で決められるため、黒星と引き分けの差が大きく物を言う。これまで以上に守護神の働きぶりが重要になってきそうだ。

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