楽天・岸、不運な6回3失点 失策、捕逸で勝ち越し許し降板「特別何もないです」
「楽天-ロッテ」(13日、楽天生命パーク宮城)
楽天の岸が6回4安打ながら3失点(自責点1)を喫し、マウンドを降りた。2020年10月8日の日本ハム戦から7戦7勝で迎えていたマウンドだったが、今季3勝目をつかむには至らなかった。
守備に足を引っ張られた。同点の六回2死二塁の場面でレアードが放ったボテボテの打球は三塁手・渡辺佳の前へ。これでイニングは完結されると思いきや、渡辺佳がファンブル。失策となり、2死一、三塁とされた。続く、山口の初球でバッテリーを組む下妻が捕逸。まさかの形で勝ち越しを許した。
その山口には右前適時打を許し3点目を失った。この日は直球にキレがあり、7奪三振をマークする好投を見せていたが、六回を投げきると、うつむきながらマウンドを後にした。降板後には「状態はまあまあでした。特別何もないです」とコメントした。