「楽天２－６ロッテ」（１３日、楽天生命パーク宮城）

　今季初の連敗＆カード初戦を落とした楽天。石井監督は「やってはいけないミスが２つ続いて、試合の流れもなかなかうちに来ない状況でした」と淡々と試合を振り返った。

　指揮官の言う「やってはいけないミスが２つ続いた」のは同点の六回２死の場面。打者・レアードが放ったボテボテの三ゴロを渡辺佳がファンブル。一、三塁とされ、次打者の初球を下妻が捕逸して、決勝点を献上した。

　これで今季初の連敗となったが石井監督は「あんまり連敗とかは考えなくていいと思います。日頃から言ってるように、（シーズン）全勝できないので、負け方が大事になってくる中で言えば、最後の九回、みんなが集中してやってくれたことは今後につながると思います」と九回に４安打を放って１点を追い上げたところを評価して、前を向いた。