楽天・則本昂 熱投6回1失点9K「悪いなりに粘ることができた」
「楽天2-2ロッテ」(14日、楽天生命パーク宮城)
力投は報われずとも前を向いた。楽天・則本昂が6回6安打1失点で、9奪三振。3勝目は次回以降にお預けとなったが、「悪いなりに粘ることができたと思います」とうなずいた。
初回にいきなり1、2番に連打され、1死二、三塁塁から安田の左犠飛で先制点を献上。序盤の調子は「最悪だった」。それでも毎回三振を記録するなど、ボールには力があった。同点の六回2死一、三塁のピンチでは藤岡を見逃し三振に仕留め、マウンド上でほえた。
これで開幕から3戦連続でQS(6回以上投げて自責点3以下)を達成。石井監督も「ノリは耐えながら、チームに勝つチャンスを与える投球をした」と評価した。