今秋ドラフト候補の中大・古賀が決勝3ラン 日本ハムスカウト「大学生でナンバーワン」
「東都大学野球、中大3-0青学大」(16日、神宮球場)
中大が青学大を破って開幕6連勝とした。今秋ドラフト候補の古賀悠斗捕手(4年・福岡大大濠)の決勝3ラン。リードではエース・皆川喬涼投手(4年・前橋育英)を2試合連続の完封勝利に導くなど、攻守で存在感を放った。
打球がグングン伸びていった。0-0の七回2死一、三塁で迎えた古賀の第4打席。直球を捉えると、左中間への先制3ランで試合を決めた。大きく手をたたきながら、ホームへ生還。今季から3番を務める主将にとって2試合連続となる今季3号だ。
春季キャンプ明けから取り組んできたノーステップ打法の成果が表れている。「タイミングが合えばきれいに(打球が)いく」。苦手意識があった部分が解消され、自信もついてきた。高校通算52発を誇る強打が復活しつつある。
視察した日本ハム・坂本スカウトが「キャッチング、スローイングは大学生でナンバーワン」と評価するように、ディフェンス面は申し分ない。こうちょうなチームの中心としてバットでも目立ち続け、好アピールを続けていく。