新庄氏「プロ野球生活のベスト5」を明かす「みんな覚えてますか?」
「BCリーグ、信濃-新潟」(18日、長野オリンピックスタジアム)
元阪神、日本ハム、米大リーグでもプレーした新庄剛志氏が始球式を務めた。ダークグリーンでロング丈のコートにジーンズを身にまとい、サングラス姿で登場。マウンドから1メートルほど前からゆっくりと投じ、捕手のミットに収まった。
今回のイベント“参戦”は日本ハム入団のきっかけとなった元同球団社長補佐・三沢今朝治氏がBC信濃の相談役を務めていることが縁で実現した。の試合前のミニ・トークセッションでは、マイクパフォーマンスで独壇場。「まず、行きたい場所がある」と三塁ベース付近へと歩を進めた。
「みんな、覚えてますか?」とスタンドに問いかけた。会場となった長野オリンピックスタジアムは04年のオールスターゲームに出場し、ホームスチールを決めてMVPを獲得した思い出の地だ。「プロ野球17年の生活の中でベスト5がある」と明かしたうち、第2位としたビッグプレーについて懐かしんだ。
新庄氏のプロ生活ベスト5位は以下の通り。
【第5位】1992年5月26日の大洋戦(甲子園)。3年目で初のスタメン出場。その第1打席の初球を、左翼席へプロ初本塁打。
【第4位】99年6月12日の巨人戦(甲子園)。延長十二回一死一、三塁で槙原の敬遠球に飛びつき、左前へ抜けるサヨナラ打。
【第3位】2001年4月9日(日本時間10日)、米大リーグ・メッツ時代でのメジャー初本塁打。
【第2位】2004年7月11日、オールスターゲーム(長野)。球宴史上初のホームスチールを決め、MVPを獲得。
【第1位】03年、メジャーから日本ハムに電撃復帰。