京産大・北山 2戦連続完封 最速150キロ!9回4安打無失点
「関西六大学、京産大4-0大経大」(18日、わかさスタジアム京都)
1回戦2試合が行われ京産大と大商大が先勝した。京産大は今秋ドラフト候補の北山亘基投手(4年・京都成章)が先発し、9回4安打無失点と2試合連続完封。4-0で大経大を下した。大商大は14安打の猛攻で11-1と龍谷大に大勝した。
最初から最後まで隙を見せない。北山は背中でチームをけん引した。初回、先頭宮原怜人内野手(4年・玉島商業)に対しての3球目で、この日最速となる150キロを記録した。「前回から立ち上がりが課題だったので」と反省を生かし、序盤からエンジン全開。初回から三回まで三者凡退に抑えた。
ピンチでも逃げはしない。1点リードの四回2死一、三塁では、直球を3球連続投げ込む強気の投球。5番・吉安雄飛内野手(4年・秀岳館)を遊飛に打ち取り、力強くグラブをたたいた。
「1イニング、1人の打者に集中することが完封につながった」と主将らしくクールに語った。これで節目のリーグ通算10勝目。さらに勝利を積み重ね、主将エースとしてチームを春リーグ優勝へ導く。