「巨人８－３阪神」（２２日、東京ドーム）

　巨人・香月一也内野手が３点リードの七回に特大の３号ソロ。チームの勝利を引き寄せる価値ある一発となった。

　代わったばかりのエドワーズが投じた２球目、１４８キロの直球を完璧に仕留めた。右翼席上段へ、打った瞬間に確信する一発。リードを４点に広げ、阪神の勢いを止めた。

　昨年、沢村とのトレードでロッテから加入。ロッテ時代は５年間で１本塁打だったが、巨人ファームでは阿部２軍監督の指導を受け、長距離砲としての素質が開きつつある。

　この日、東京ドームでは初のお立ち台となり「香月でーす。最高でーす」と、阿部２軍監督のセリフを拝借。「がむしゃらに打席に入って、いい結果が出て良かったです」と笑みを浮かべた。