今季初4連勝のオリックス・中嶋監督「まだまだ改善点あります」
「日本ハム1-6オリックス」(23日、札幌ドーム)
オリックスは投げては山岡が8回1失点の好投。打ってはモヤが天敵バーヘイゲンから2ランを放つなど3打点の活躍で今季初の4連勝となった。
中嶋聡監督は山岡について「きょうに関してはカーブの使い方が非常にうまくいけていた。あのくらい余裕のある感じがいいですね」と高評価。
山岡は好投しても勝ち星が付かず5試合目の登板でようやく初勝利となった。
「とりあえず一つ付けることができて良かったと思います」
バーヘイゲンには昨季も完封を許すなどモヤの一発は対戦20イニングぶりの得点だった。
「バーヘイゲン投手は攻略するのが難しい投手。あれだけ角度あって、球が強くて、曲がって、外国人といえば外国人らしい、いい投手ですね。どうやって攻略するんかなと思って見てましたけど。(モヤは)本当にほしい一発。うれしかったですね」
九回は4点リードにもかかわらず宗の安打を太田のバントで送って追加点を挙げた。
「(八回に)1点取られたところだったので、向こうに勢いつかせたくないので、どうにか当てて(得点圏へ)送りたいなと思っていた。しっかり出てくれたし、しっかりバントを決めてくれた」
今季初の4連勝にも浮かれるところはない。
「確かに4連勝ですけど、初回の大城のミス(失策)とかありますし、まだまだ改善点あります。改善して乗っていきたいと思います」
試合前には2年目の宮城が急性胃腸炎で離脱となった。
「昨日はしんどそうだった。今朝は回復状態でありながらもご飯が食べられない状態だった。本人は(日曜日に)投げるつもりでと言ってたんですけどさすがに難しいかなと思って(登録を)外しました。あとは回復次第。若いんで大丈夫となったら早いのかなと思いますし、今までの疲れもありますし仕方ないのかなと思います」
唯一の勝利のなかった金曜日に初勝利で今季10勝目。借金はあと2となった。