高知“剛腕”森木が150キロ連発の快投で四国4強 9球団のスカウト視察
「春季高校野球四国大会・1回戦、高知3-2鳴門」(24日、レクザムボールパーク丸亀)
1回戦が行われ、高知の最速152キロ右腕・森木大智投手(3年)が、五回から3番手として登板。NPB9球団のスカウトが視察に訪れる中、150キロを連発する5回1安打6三振無失点の好投を見せ、準決勝進出に貢献した。
「6番・左翼」でスタメン出場した森木は、1点リードの場面でマウンドへ。「いい流れが欲しかったのと、この1点を守り抜こうと思った」と、きっちり3人で抑えた。「ちょっと準備不足だった」といいながらも、初球で149キロ、さらに五回だけで150キロを4度記録し、その後も鳴門打線を圧倒した。
「インコースに投げきれなかった部分もあるが、いいボールがいっていたと思う」と、自身の投球を振り返る。最後の夏を前に、県外の強豪と対戦する数少ないチャンス。「夏の甲子園につながるようないいゲームをしたい」と今大会への意気込みを語った。