マー君 本拠地初登板は6回1失点で降板 日本通算100勝目の権利ゲット

 「楽天-西武」(24日、楽天生命パーク宮城)

 2013年11月3日の日本シリーズ第7戦以来、2729日ぶりの本拠地・楽天生命パークでの登板を果たした楽天・田中将大投手(32)が、6回3安打1失点、68球でマウンドを降りた。

 前回登板と打って変わり、初回は変化球主体のピッチング。三者凡退で上々の滑り出しを見せ、その裏に味方が2点を先制した。三回にスパンジェンバーグに死球を許し、無死二塁から呉に右前適時打を浴びて1点差に詰め寄られるが、追加点は与えなかった。

 右腕は登板前の時点でNPB通算99勝。節目の100勝目の権利を持ってマウンドを降りた。勝利するとスタルヒンに次ぐ、プロ野球史上2位タイのスピードである177試合目での100勝到達となる。

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