マー君が本拠地初登板で初勝利!NPB通算100勝 お立ち台の第一声は「ただいま!」

 力投する田中将(撮影・金田祐二)
 仙台のマウンドに戻りプレートに手をつく田中将(撮影・金田祐二)
 5回を投げ終え、話しながらベンチに戻る田中将(左)と太田(撮影・金田祐二)
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 「楽天2-1西武」(24日、楽天生命パーク宮城)

 杜の都が歓喜に酔いしれた。楽天・田中将大投手(32)が6回3安打1失点で日本球界復帰後初勝利を挙げた。プロ野球史上2位タイの登板数でNPB通算100勝も達成。NPBでの勝利は2013年10月8日・オリックス戦(Kスタ宮城)以来となった。

 高めに浮いた直球を痛打された前回登板とは打って変わり、初回から低めを丁寧について行くピッチングを見せた。2点リードの三回無死二塁から呉に右前適時打を浴び、1点差に詰め寄られたが、追加点は許さず、68球で降板となった。

 直球のスピードは前回登板では154キロをマークしたが、この日は148キロ。多彩な変化球を駆使する“らしい”ピッチングで西武打線を封じた。

 右腕は降板後「粘り強く投げられてよかったです」とコメント。試合後は抑えの松井から記念ボードを受け取り、笑みを浮かべた。お立ち台では「ただいま」と第一声、大きな拍手を浴びた。

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