オリックス5連勝はならず 中嶋監督は粘りを評価「誰も諦めていない」

 「日本ハム5-3オリックス」(24日、札幌ドーム)

 オリックスは先発の山崎福が三回、郡に先制適時打を浴びると渡辺に適時二塁打、西川に2ランとあっという間に5失点。その後は立ち直り、あとを受けたリリーフ陣も踏ん張っただけに三回の投球が悔やまれる。

 中嶋聡監督は「連打されたときにどうやって立て直すかというのはバッテリーの仕事なんで。そこに関してですよね。あとは中田が7番になったところで(次打者に)簡単にバント、バント。ストライク、ストライクと簡単にいってしまって。あれでヒット出たときに雰囲気が変わりましたよね。そういうところが浅いというか軽すぎた気がしますけどね。勝負のあやというところで誰を抑えないといけないのか。そこで1番乗せたらいけないのか。そういうところをしっかり(打ち)取れていたら違う展開になったかなと思います」。経験の浅い、山崎福-伏見のバッテリーに猛省を促した。

 5点のビハインドの打線は諦めずに追い上げた。先制を許した直後の四回には先頭の安達が13球粘って二塁打で出塁し、杉本の適時打につなげた。安達は八回にも先頭でセーフティーバントを決め宮西を苦しめた。

 「点数にはならなかったですけど、あれだけ粘れていけたのはね。特に安達の素晴らしい粘り。ああいうのを見てどうやってほかの選手たちが勉強していくのか。ああいうことができるんだ。ああいう技術を持たないといけないんだ。ああいう気持ちでいかないといけないんだということを勉強していってほしいなと思います」

 九回にも代打・中川圭が本塁打を放ち、相手を慌てさせた。「誰も諦めていない。全然諦めてない。次に次にというのは出ているので明日またやりたいです」。2年ぶりの5連勝は逃したが、諦めない姿勢は最後まで見られた。25日は宮城の離脱で竹安が今季初先発する。

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