ロッテ・佐々木千隼「震えました」ソフトバンク打線食い止めプロ初セーブ
「ロッテ8-5ソフトバンク」(25日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木千隼投手が九回のピンチを締めて、5年目にしてプロ初セーブを挙げた。
中盤まで8対0とリードしていたが、前日の2戦目も19安打を放ったソフトバンク打線はこの日も終盤に猛打を発揮。チームの3連投させないルールで九回は守護神・益田ではなく、土居がマウンドへ。ところが1死からグラシアル、栗原に連続本塁打を浴びると、1死一塁となり井口監督は佐々木千をマウンドへ送り出した。
初体験も16年のドラ1右腕は落ち着いた投球。ゆったりとしたフォームから真砂を一飛。最後は今宮を見逃し三振に抑え、笑みをこぼして田村と握手した。
今季はリリーフですでに3勝を挙げている右腕は試合後「ああいった場面での登板で緊張しましたし、震えました。投げ終わった後もちょっと震えていましたね。やっぱり抑えや勝ちパターンで投げている人たちのプレッシャーは本当にすごいなということを身をもって経験できて、今日は抑えることができてよかったです」と充実のコメントを残した。