巨人・テームズがアキレス腱断裂 スモークはHデビュー 新助っ人大砲コンビ明暗

 「ヤクルト11-14巨人」(27日、神宮球場)

 巨人は両軍計33安打、25得点の壮絶な乱打戦を制した。新助っ人のスモークとテームズが待望の来日初出場。そのテームズは三回の守備で右足を痛め、試合中に救急搬送された病院で「右アキレス腱断裂」と診断されるアクシデントに見舞われたが、代役のウィーラーが決勝アーチを放った。

 今季初の無観客試合。同点で迎えた九回に快音と「いけー!」という声が響いた。打球は中堅フェンスを越え、ウィーラーは「感触はよかった」と拳を掲げた。三回の守備から途中出場し、決勝弾含む4安打3打点の活躍だ。

 予期せぬ事態だった。三回1死一、二塁で左前に弾んだ打球をジャンプして処理しようとしたテームズが後逸。その場に倒れ込んで動けなくなった。担架で運ばれ、五回の攻撃中に救急車で都内の病院に運ばれた。

 ベンチで心配そうな表情を浮かべていた原監督。デビュー戦での大ケガに「まあしょうがないですよな、何と言うかね」と話した。代役を務めたウィーラーの活躍もあって勝利したが「こういう試合というのはプロ的ではないような気がするね」と11失点したバッテリーに猛省を促した。新助っ人のテームズはデビュー戦で今季絶望的となったが、移籍2年目のウィーラーがチームを救っていく。

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