日立製作所・原田を5球団が視察 巨人2軍と対戦「学ぶものが多くて」

 「プロアマ交流戦、巨人2軍5-2日立製作所」(28日、ジャイアンツ球場)

 最速152キロ右腕で今秋ドラフト候補の日立製作所・原田泰成投手(東海大)が初めてのプロとの対戦で修正能力を発揮した。ソフトバンクなど5球団スカウトの視察を受けながら、4回3失点。序盤こそ5安打を集中されたが、「いろいろ投げている中ですごく学ぶものが多くて」と二回以降は巨人・立岡、石川ら1軍経験を持つ選手が並ぶ打線を無安打に封じた。

 大学時代から注目を受けた中、「まだ自分自身、足りないものが多かった」とプロ志望届を提出せずに社会人野球の世界を選んだ。入社すると、「(持ち球が)大きい変化球が多かったので」新たにカットボールを習得。最速も大学時代から1キロ更新し、平均球速も上がるなど着実に成長を遂げている。

 社会人2年目を迎えて、再びドラフトイヤーとなった。「(野球を)やっているからには」と憧れる舞台へ向け、勝負の年となる。「収穫が本当にいっぱいあったなっていう感じでした」とプロとの対戦を糧に、アピールを続けていく。

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