DeNA オースティン弾で連敗脱出! 打線爆発18安打13得点
「広島2-13DeNA」(28日、マツダスタジアム)
DeNAは助っ人の特大アーチがチームに勢いをもたらした。1点リードの三回1死三塁でオースティン。フルカウントからの9球目を完璧に捉えた。打球はきれいな放物線を描き、左翼席に着弾。2号2ランを放ったクールな助っ人がゆっくりと本塁にかえり、ナインも笑顔でお出迎えだ。
オースティンは「どのような形でもランナーをかえしたかったので、最高の結果となりうれしいです。最高の感覚だったと思います」と興奮気味に話した。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で出遅れた。初出場した、13日のヤクルト戦後には「状態はいい」と話したが、なかなか勝ちにつなげる打撃を見せられなかった。しかしこの完璧な一打はまさしく上昇の気配。
七回、八回には連続で4得点。18安打13得点と、ともに今季チーム最多の猛爆を披露した九回に降雨コールドで連敗ストップ。三浦監督も「この天候の中でも集中して打席に立っていた。先制されたが、2死からつないで逆転できた」と打者をねぎらった。