慶大・森田2度目完封 投ゴロ処理は阪神・青柳ばりのワンバウンド投球
「東京六大学野球、慶大7-0東大」(1日、神宮球場)
慶大・森田晃介投手(4年・慶応)が9回無失点で通算2度目の完封勝利を挙げた。「ストレートで押していけた」と140キロ台中盤の直球を軸に12奪三振。被安打6に封じ、九回1死一、三塁のピンチも踏ん張ってスコアボードにゼロを並べ続けた。
投球以外では繊細さも披露した。3度の投ゴロ処理の機会で、いずれも一塁にワンバウンド送球。試合途中に降雨があった中、「滑りやすかったので」と確実にアウトを取るための最善策だと明かした。「ずっと練習している」とチームでも採用していると堀井哲也監督。プロでも阪神・青柳が取り入れていることで話題となった“堅実プレー”で単独首位に浮上した。