明石商時代は中森とバッテリー 大経大・山本が強肩で勝利に貢献

 「関西六大学野球、大経大8-0神院大」(2日、わかさスタジアム京都)

 春の冷たい雨の中行われた一戦。大経大が神院大を封じ込み先勝した。

 四回2死から4番・吉安雄飛内野手(4年・秀岳館)の安打を皮切りに2死一、二塁の好機を作ると、6番・竹内亮太選手(3年・富山国際)の左中間適時二塁打で2点を先制。五回にも宮原怜人内野手(4年・玉島商業)の中前適時打などで2点を追加し、中盤で主導権を握った。

 守っては、山本健太朗捕手(3年・明石商)の強肩が光った。四回無死二塁、相手に流れが行きかける空気の中、二塁走者の飛び出しに強肩を発動して捕殺。盗塁も2つ刺し、4投手を好リードして零封に導いた。「肩には自信があります。たたきつけるイメージで、投手のベルトを狙って投げています」という二塁送球は低い球筋で地を這(は)うような軌道を描く。

 高校は明石商出身。3年夏の甲子園では、当時1年生だった現ロッテ・中森俊介投手とバッテリーを組んだ。「中森は肝が据わっていて物おじしない。早く1軍で活躍してほしい」と後輩のプロでの活躍を願った。

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