プロ注目右腕の水城・樫村 次戦は兄の母校・常総学院「強いところを倒したい」
「春季高校野球茨城大会・準々決勝、水城5-4水戸啓明」(2日、JCOMスタジアム土浦)
プロ注目右腕の水城・樫村佳歩(けいと)投手(3年)がNPB5球団スカウトの前で九回から登板し、1回3安打2失点2奪三振だった。「きょうは全然ダメでした」と直球の最速は140キロ。「真っすぐを生かすため」と駆使するカーブやスライダーなど変化球で試合を締めた。
次戦は春季関東大会(15日開幕・山梨)の出場権を懸けて今春センバツに出場した常総学院と激突する。樫村は4人きょうだいで長男の雄大さんは同校OB。鈴木昭汰(ロッテ1位)と同級生で2、3年春のセンバツで登板経験がある。「甲子園に出た強いところを倒したい」と強豪撃破を見据えた。