コロナ禍の日本ハム 1軍は活動停止 川村社長が今後の球団方針を説明
日本ハムの川村浩二球団社長兼オーナー代行(60)が2日、札幌市内の球団事務所で取材に応じ、チーム内に新型コロナウイルス感染者を複数出した事を踏まえ、今後の球団方針について説明した。
感染経路は今のところ不明であるといい、チーム内の他の濃厚接触者の特定や潜伏期間を考慮し、現在1軍では全体練習を含め活動を全て停止している。また寮で自主隔離している選手もいるという。
すでに4試合の中止が決まったが、川村社長は「試合をどんどん延期するわけにもいかない。できれば週末の試合には臨みたい」と説明した。5日に再度、チーム全体にPCR検査を実施しその結果次第では、最短で7日からの楽天戦(札幌ドーム)を行いたい考えだ。
今後の感染防止対策も強化する考えだ。球団では、NPBからの指示による月1回のPCR検査だけでなく、独自で月2回をメドに実施してきたが「少なくとも当面はこまめに検査をしなければいけない。間隔の問題も考えないといけない」と話した。