DeNA新助っ人ロメロ 虎になって“虎狩り”だ!左腕に虎タトゥー 8日来日初先発
DeNAの新外国人、フェルナンド・ロメロ投手(26)=前ツインズ=が6日、横浜スタジアムの投手指名練習に参加。8日の阪神戦(横浜)で来日初登板初先発が濃厚な右腕は、力強く“虎狩り”を誓った。
初陣がタイガース戦。ロメロにとっては、運命とも言えるだろう。春の穏やかな暖かさの中、キャッチボールやダッシュで調整。左腕に彫られた虎のタトゥーが輝いた。
「たまたまそうですけど、自分が虎になった気持ちで(阪神を)怖がってはいません」
メジャーでは最速161キロを計測し、18年はエンゼルス・大谷とも投げ合った。現在リーグトップのチーム打率・261を誇り、首位を走る猛虎打線にも「相手よりも自分かなと」と真っ向から挑む意気込みを示した。
ようやくたどり着いた1軍マウンドだ。3月27日の来日時にPCR検査で陽性判定を受けて隔離された。合流後はイースタン2試合で9回2/3を無失点で7三振。「チャンスをもらえたことをまずはうれしく思います。100%の準備はできている」と力を込めた。
すでに日本にもなじんでいる。「自分では第二のホーム、みんなファミリーだなと思っています」と笑顔。助っ人右腕は満を持して、本拠地でベールを脱ぐ。