ソフトバンク・石川、遠い2勝目…今季最長8回2失点好投も 6戦白星なし
「ソフトバンク2-2西武」(7日、ペイペイドーム)
ソフトバンク・石川柊太投手の今季2勝目が遠い。この日は今季自己最長の8回を投げて2失点と好投。しかし、試合は引き分けて開幕戦で勝って以来、6戦白星なしとなった。
この日を終え、防御率2・74と安定した投球を続けているが、なかなか勝てない。痛恨のソロ2発を浴びてリードを守れなかった。味方打線は三回までに2点を先行。しかし、四回にこの日1軍復帰した山川に2号ソロを浴びた。2-1で迎えた七回は先頭の栗山に初球直球を左中間席へ運ばれて同点とされた。
石川は試合後「テンポ良くアウトを取ることができたと思います。ただ、ホームランでの失点というところを、何とか防ぎたかった。不用意に投げてしまったというわけではありませんが、結果的にチームを勝たせることができなかったのは、反省しないといけない。今日の投球を次につなげて、また頑張ります」とコメントした。
工藤監督は「勝たせてあげたかった」と残念そうだった。「これまで制球に苦しんでいたカーブでストライクも取れていた。次回へまたいい調整をして臨んでほしい」と今後に期待を寄せた。