プロ注目対決制し「自信に」上武大・ブライトが新潟医療福祉大の左腕・桐敷撃ち
「関甲新学生野球、上武大12-0新潟医療福祉大」(8日、上武大グラウンド)
プロ注目の上武大・ブライト健太外野手(4年・葛飾野)が「4番・左翼」で出場し、3安打2打点の固め打ちで大勝に貢献した。相手先発は今秋ドラフト上位候補にも挙げられる新潟医療福祉大の左腕・桐敷。初回の第1打席では、「いいピッチャー。振って合わせていこう」と1ボールからのファーストストライクを捉えた。
打球が中堅フェンスに直撃すると、大きなストライドで三塁を陥れた。ガーナ人の父を持ち、184センチ、85キロの恵まれた体格。50メートル走5秒8、遠投100メートルの身体能力も持ち味だ。スイングスピードは156キロで、高校時代は通算38本塁打。右の大砲としてパワーにも自信を持つ。
好投手から長打を放って「自信になりました」と、この日は勢いに乗った。七回1死二塁では中越え適時二塁打。八回には初球を捉え、左前へ運んだ。高校時代から楽天・オコエと比較されることが多く、刺激に変えている。この日は阪神など6球団が視察。「少しでも上のレベルでやりたい」とアピールを続ける。