中日・大野雄、上肢のコンディション不良で登録抹消 代役はロドリゲス
中日の大野雄大投手(32)が9日、出場選手登録抹消となった。広島戦(バンテリン)の試合前練習に参加したが、キャッチボールを回避。球団は上肢のコンディション不良と発表した。
この日は柳が快投をみせたが、5月攻勢へエースの不在は痛い。ここまで6試合に先発し2勝2敗、防御率2・93。前回登板となった4日のDeNA戦(同)では7回4失点で2勝目を挙げていた。昨季はリーグ最多の10完投、6完封の活躍で沢村賞を手にしたが、今季はその疲労を考慮し、キャンプでは慎重に調整を重ねてきただけに、悔しい離脱となった。
与田監督は「あくまでも予想では、そう長くならないだろうと思っています。日々見ていきたい」と説明。早期復帰を目指し治療にあたっていくこととなる。1軍には今季初めてジャリエル・ロドリゲス投手(24)が合流した。大野雄に代わり、11日からの阪神3連戦(甲子園)で先発する見込み。チームの緊急事態を投手陣が一丸となって乗り切っていく。