巨人 右手親指骨折の坂本抹消 同様のケースで復帰時期は…
巨人は10日、右手母指(親指)末節骨骨折と診断された坂本勇人内野手の出場選手登録を抹消した。
坂本は9日のヤクルト戦で捕手からのけん制で一塁へ帰塁した際に負傷。故障で登録を外れるのは、18年7月17日の左脇腹の肉離れによる抹消以来、3年ぶりとなった。
指の末節骨骨折は他の選手のケースで復帰まで4週間~8週間かかるケースもある。当然、骨折の度合いなどによって違うこともあるが、14年5月に坂本と同じく「右手親指末節骨骨折」を負った阪神・上本は2週間で実戦復帰し、17日間で1軍に戻った。
デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「指だから体は動かせるし、ノックも受けられる。とはいえ、しばらく打撃で気になることもあるだろう」と語った。
▽手指の末節骨骨折を負った主な選手の診断、復帰期間は以下の通り。
◇20年2月 楽天・岡島「右第一指末節骨骨折」復帰まで4週間の診断
◇16年9月 ソフトバンク・柳田「右第四指末節骨骨折」全治6週間の診断
◇14年5月 阪神・上本「右手親指末節骨骨折」2週間で実戦復帰、17日間で1軍復帰