侍ジャパン・稲葉監督 骨折の巨人・坂本の経過見守る「時間ある」
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東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(48)が11日、右手親指の骨折で登録抹消となった巨人・坂本勇人内野手(32)について、本人とも話し合いながら経過を見守っていく考えを示した。
この日は楽天-西武⑦戦(楽天生命)を視察。「今日は野手を見ようということで」と楽天・浅村、鈴木大、西武・源田、森らに熱視線。ただ気がかりなのは、代表の中心選手である坂本の故障だ。
稲葉監督は「五輪まで、もう少し時間はある。本人と電話で話をさせてもらいながら、今後のことを決めたい」とする一方、5月中の最終24選手決定へ「視野を広げて、これから見ていこうと思う」と限られた時間の中で、坂本不在も想定した視察、選考を行う構えだ。