楽天・涌井が月間MVP 印象深いのは開幕戦「石井監督の初戦、運命感じた」
日本野球機構(NPB)は3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パ・リーグの投手部門で楽天の涌井秀章投手(34)が昨季の6・7月度以来、自身通算5度目の受賞となった。
涌井は今季、楽天移籍後初となる開幕投手を務め、3月26日・日本ハム戦(楽天生命)で7回無失点の勝利。3・4月度は6試合に登板し、4勝0敗、防御率1・15という成績を残した。
一番印象に残った試合に、開幕戦を挙げた涌井。今季は西武時代から同僚だった石井新監督となってのシーズンだけに「石井監督になっての初戦を任せられたことに、すごく運命も感じた。そこでしっかり求められる仕事もできた」と喜びを表していた。
昨季に続き開幕からの順調なスタートを切り、今後へ向けて「開幕から田中(将大)に負けないということを言ってきた。先発陣がみんな調子がいいので、チーム内でレベルの高い争いができれば優勝も見えてくる」と話した。