番長怒った!DeNA・桑原に闘魂注入 12日G戦怠慢走塁「二度とするな」
面と向き合って話し合った。DeNAの三浦大輔監督(47)が13日、前日12日の巨人戦(横浜)で怠慢な走塁をした桑原将志外野手(27)と話したことを明かし、「去年はどういう気持ちでやっていたんだと。もう二度とするな」と“喝”を入れた。
同点で迎えた前日12日の九回2死。桑原の打球は一塁後方に上がったが、一塁・中島と二塁・若林がお見合いする形となり、フェアグラウンドで弾んだ。だが桑原は全力疾走を怠って一塁止まり。もし全速力で走っていれば、2死二塁と一打サヨナラの好機を整えられていた。
「当たり前のことを当たり前にする」。桑原の走塁は低迷するチームを象徴するプレーだった。不振で2軍暮らしが続いた昨季を2軍監督として見てきたからこそ「本人も反省していた。これからの桑原を見てもらえたら」と期待を言葉に込めた。
この日は今季初の降雨中止。指揮官は「前向きに捉えたいと思います」と14日からの広島戦を見据えた。