楽天・石井監督 田中将の痛恨被弾は「ちょっと太田が逃げすぎたな」その理由は…

8回表終了後、選手交代を告げベンチに戻る石井監督(撮影・高部洋祐)
 6回、吉田正に逆転3ランを浴び、ベンチから見つめる石井監督(撮影・佐々木彰尚)
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 「オリックス4-3楽天」(15日、ほっともっとフィールド神戸)

 楽天は今季4度目の連敗となり、4月27日から堅持してきた首位の座をソフトバンクに明け渡した。それでも石井監督は「(今は順位を)まったく気にしてないです」と意に介す様子はなし。今季初の同一カード3連敗は避けるべく、次戦へ気持ちを切り替えていた。

 先発の田中将は2-0の六回に吉田正に逆転弾を浴びて3敗目を喫した。この場面について指揮官は「そこら辺はもう少し攻撃的に行ってもよかったかなってとこもありますかね。吉田のところに関して言えば。ちょっと太田が逃げすぎたなって思います」と女房役・太田を含めたバッテリーの姿勢を指摘した。

 吉田正に打たれたのは真ん中低めのツーシーム。前の打席では外に逃げていくスプリットにタイミングを合わせられて中前打とされており、「今日の吉田とのアットバットの中であそこら辺っていうのは想像つくようなところだった。もうちょっとチャレンジしてもいい場面ではあったと思います」と注文を付けた。

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