清原和博氏が赤裸々に告白 薬物依存の後遺症で「5年前に逆戻り」「負けたくない」
元プロ野球選手の清原和博氏が15日、自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に動画を新規投稿。覚せい剤の後遺症に苦しんでいることを赤裸々に告白した。
清原氏は6日に投稿したツイッターで、薬物依存の後遺症で病院に行ったことを明かしていた。病院での様子について「自分の感情を殴り書きにして先生にしゃべっていると、涙も出るし、絶望感もいっぱい」とし、発端となった薬物依存のインタビューについて「わずか1時間の出来事で、5年前に逆戻りしてしまった」と振り返った。
現在は周囲の支えや、フォロワーからの励ましに心が支えられているというが、自身が有名人ではなく一般人だった場合について言及。「そういう苦しみがあったら…。使ってしまうんじゃないかという気はします、正直」と心情を打ち明けた。「僕は絶対、負けたくない」とした上で「今度、その耐える心が破壊されていくわけです。一番楽なのは使うことなんです。それかアルコールに逃げることなんです」とも語った。
現在は4カ月の禁酒を続けているというが、医師からはうつ病の薬、精神安定剤、睡眠薬も処方されているという。「それでもやっぱり、本当に後遺症はきついものがあります」とした。
清原氏は2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、昨年執行猶予が明けた。6日のツイッターでは薬物依存についてのインタビューを受けた際、フラッシュバックしたことを明かしていた。現状について「覚せい剤はとんでもない怪物で、5年たってもなお、僕を襲い続けている。後遺症として」と語るなど、約18分の動画で覚せい剤の恐ろしさを訴えている。