ロッテ・佐々木朗希 痛恨の暴投で失点も…初勝利の権利復活 5回4失点、107球の熱投
「ロッテ-西武」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・佐々木朗希投手が待望の1軍デビュー。勝ち投手の権利が懸かった五回に痛恨の暴投で失点し、同点に追いつかれた。5回まで4失点、107球の熱投だった。
一回は先頭若林にいきなり左前打を許すなど2安打で1死一、三塁の大ピンチを迎えたが、山川からプロ初奪三振。さらに栗山を左飛に抑えて無失点で切り抜けた。
二回は呉念庭を見逃し三振。愛斗を右飛に仕留めた後、スパンジェンバーグはこの日最速となった154キロの直球で空振り三振に仕留めた。落ち着きを取り戻したかと思われたが、4点リードの三回に捕まった。味方の失策から若林、源田に連続適時打。さらに栗山の犠飛で3点を返された。
五回は1死三塁のピンチとなったが、山川を見逃し三振。100球を超えたが続投していたが、栗山の打席でフォークが暴投となり、三塁走者が生還した。
だが、運は残っていた。その直後に、マーティンが勝ち越し2ラン。佐々木朗に勝ち投手の権利が復活し、この回で交代となった。