オリックス、ディクソンのウエーバー公示 家族のビザ下りず来日断念

 オリックスは20日、ブランドン・ディクソン投手(36)のウエーバー公示の申請手続きを行ったと発表した。横田国際渉外部長は「家族を同行しないと来日できないとのことだった。緊急事態宣言もあり、家族のビザが下りない状況が続いていたので決断した。長く貢献してくれた選手ですので残念ですけど、本人の思いを尊重してあげないと仕方がない」と経緯を説明した。

 ディクソンは2013年に来日。NPB通算で215試合に登板し、49勝58敗34セーブ10ホールド、防御率3・32だった。

 代わりの外国人獲得について横田部長は「必要なところに必要な戦力を補強しないといけない」と話した。すでに前ツインズ3Aのグレン・スパークマン投手(29)を候補に検討を始めている。

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