オリックス、3連敗で交流戦突入に中嶋監督「新しい気持ちでやっていくにはちょうどいい」
「ソフトバンク7-2オリックス」(23日、ペイペイドーム)
オリックスは交流戦前の最後の試合を落とし3連敗。先発の山崎福が初回に柳田に先制適時打を許すと、松田の一発など小刻みに失点を重ね4回3失点でKOされた。中嶋聡監督は山崎福について「しのいでいった方ではあると思う。最少失点だったんですけど、しょうがないですけど…」と踏ん張り切れなかった左腕を評した。
四回には2者連続三振から松田に本塁打を食らった。
「もったいないといえばもったいない。誰でも失投はある。それをうまく捉えられたということ。自分の中で悔しさはあると思う。それは自分で反省してほしいですね」
山崎福は四回で80球、3失点だったが、五回の2番からの打順で山田をつぎ込む継投に出た。
「(山崎福は)上位の左対左のところで打たれていたので。これ以上(点を)取られるのはキツイなというのはありましたし」
七回に1点をかえしたその裏に4失点。ここを踏ん張れれば。
「いつも思ってますよ」
相手先発の和田に通算対戦で30勝目を献上した。毎回のように走者を出したが、悔やまれるのは2つの併殺打。三回は無死一塁から福田が二ゴロ併殺打に倒れ、四回にも1死一塁から宗が二ゴロ併殺打で好機を逸した。
「正直なところ、ないだろうと思っているダブルプレーが出てくるというのは…。ランナーが入れ替わってほしいと思うときにダブルプレーになるのはこっちの作戦ミスだと思います」
3連敗のまま25日からは交流戦に突入する。
「どっかで断ち切らないといけない。連敗は一番ダメなこと。これで交流戦に入りますので、新しいチームに当たることに対して、新しい気持ちでやっていくにはちょうどいいのかなと思います」
気持ちを切り替えて交流戦での巻き返しに向かう。