ロッテ清田、契約解除の舞台裏 処分決定後すぐ本人に通達、自宅待機中には複数回の事情聴取
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)が球団内規違反による不適切な行動をしたため、契約を解除。この日、球団内で処分が決定し、本人に千葉市内で通達後、速やかに発表する運びとなった。
清田は5月1日に無期限謹慎処分を解除された直後、写真週刊誌「FRIDAY」に「不倫デート」が報じられた。球団は自宅待機を命じ、その間に複数回事情聴取。梶原球団広報室長は「不要不急の外出を複数回行った。あれ(週刊誌報道)が用事のある外出とはとらえられないので、再度、球団ルールに違反したと(いうこと)。その中でわずか2週間のうちにこの行為が起きたことに関してはやはり、重く受けとめなきゃいけないことで今回の処分になったかなと思います」と経緯を説明した。
清田は昨年9月の札幌での遠征中、球団内規で禁止されている外部者との会食を行い、球団に虚偽の報告をして、無期限謹慎処分を受けていた。「何よりもこのような行為がファンの皆さんとか、球団の社会的価値を下げる行為であるとした」と同室長。昨年オフに2年契約を結び、外野の大きな戦力として今季も期待されていたが、やむを得ない解雇となった。