慶大が優勝!堀井監督「光栄」 開幕戦黒星も7連勝で歓喜
「東京六大学野球、明大4-1立大」(23日、神宮球場)
立大が明大に敗れて6勝3敗1分けの勝ち点6・5ポイントでシーズンを終え、7勝1敗の勝ち点7ポイントで首位に立つ慶大の2019年秋以来3季ぶり38度目の優勝が決まった。29日からの早慶戦で慶大が2連敗しても、勝ち点で立大よりも下回らないため。
29日からの早大戦を前に、慶大が優勝を決めた。この日はNTT東日本とのオープン戦で調整。試合後のミーティング中に吉報が届き、昨春から指揮を執る堀井哲也監督(59)は「非常に光栄に思っています」と就任後初のリーグ制覇をかみしめた。
開幕戦の法大1回戦では“ノーヒットワンラン”で敗れたが、指揮官は6四球を選んだ打線を信じた。「翌日にチームをしっかり立て直せた」と同2回戦から7連勝。安定感抜群の投手陣と勝負強い攻撃がかみ合った。
19年は春秋ともに2位であと一歩届かなかった賜杯を2試合を残した段階で手にした。これで全日本大学選手権(6月7日開幕・神宮など)の出場権を獲得。宿敵との対戦へ弾みをつけた。